
子どもたちとTen-Cの温かなご縁
放課後デイサービス「ル・クッカー」課外活動
2022年10月22日土曜日、ユニバーサルレストラン『ル・クロ・ド・マリアージュ』さんを運営する株式会社クロフーディングさんによる福祉事業のひとつ、放課後デイサービス『ル・クッカー』をご利用されている子ども達や保護者の方々が Tennoji Court へ課外活動として社会見学へお越しくださいました!



冷凍惣菜や菓子を作るセントラルキッチンに実際に入ってもらい、どのように商品化されていくのかという流れを子ども達に説明したり、当社自社製造の冷凍惣菜が入った和食のお弁当を一緒に食べたり、1日を通して子ども達との長時間交流することができました。


この日とても驚いたのは、子ども達にとっては普段あまり食べ進まない和食(お造り、炊き物、焼き魚、煮物、寿司など)の内容のお弁当にも関わらず、全員が残さず全て食べてくれたことです


少し照れながら、「おいしい」と言って笑ってくれる子、食べ終わったお弁当を持ってきてくれる子、
多くの笑顔が溢れる時間を過ごした後に集まった空っぽのお弁当箱、嬉しくてたまりませんでした。。
普段はこんなに食べないという子ども達が大人と全く同じ分量の和食弁当を完食したんです。やはり手間暇かけたおいしいお料理は幸せ時間を生み、その空間には笑顔が溢れるんですね。
幸せ溢れる温かい時間でした。

皆さんの素敵な笑顔溢れる幸せで温かな時間を過ごし、同時に当社が尽力している社会的な交流の大切さを改めて実感しました。
実は心温まる交流が以前にもございましたので、過去を振り返り続けてご報告です。
Osh事業所による子ども食堂へお料理の配送

2022年9月初め、Tennoji Courtから長野県にあるB型就労支援事業所Osh事業所が開催する子ども食堂に向けて、お子様用のお料理を冷凍状態で配送しました。

お料理はマスターが「やさしい和の味付けで子ども達にお魚や海藻類を食べてほしい」という思いをこめ、お子様に馴染みのあるメニューに和食も加えた以下の献立でご用意しました。
- ハンバーグ
- オムライス
- サーモンの幽庵焼き
- 海老と野菜の炊合せ
- ひじき煮
- ガトーショコラ
提供される事業所のご利用者様達にも、召し上がるお子様や保護者様にも、安全に安心してご利用いただけるよう配慮し、事業所での調理は「自然解凍」または「電子レンジでの温め調理」のみで提供できる状態にし、お料理ごとに1名様分ずつ真空加工・急速冷却処理をおこないました。

3日に無事に子ども食堂が開催され、子ども達は「美味しすぎる」と完食してくれたとのこと。
お子様だけでなく保護者の方々も「美味しい」と、とてもお喜びいただけたそうです。

障がいのある事業所ご利用者様も、ご自身で調理し盛り付けしたお料理を、子供達が喜んで召し上がる様子を見ることで、きっと「提供する側の幸福」を感じていただけたのではないでしょうか😊

この取り組みで、普段和食に馴染みのない子ども達に、和の味付けの魚・野菜・海藻類を食べてもらうことができました。



冷凍惣菜だからこそ可能なこと
今回は予定通り開催できましたが、万が一感染症蔓延による対策や悪天候などでやむを得ず日程変更が必要になった場合にも、お料理を冷凍した状態でお届けし適切に保管することにより、日程調整も可能になります。
更に、就労継続支援B型事業所で社会復帰を目指す利用者様に調理・盛りつけをおこなっていただくことで、「働く」ことに対しての自信をもち社会復帰に前向きになっていただく一助となりえたのではないでしょうか。
また、この取り組みは9月28日18時30分から放送されました、
NHK 大阪ローカルほっと関西の『ええやんこの味』のコーナーでもご紹介していただきました!
社会課題解決に向けて
株式会社TRYANGLE ZEROは社会の一員として、フードロスや子どもの貧困問題、障がい者雇用支援などの社会問題を身近なものと捉える大切な機会となりました。また、このような事例を通じて、飲食事業を通して社会課題解決の一助となれると実感し、今後の企業活動の指針のひとつとなる活動となりました。ご縁をいただきましたOsh事業所様、ル・クッカーの皆様に改めて御礼申し上げます。
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